トラブルが生じる原因として,
中途半端な知識で理解する人,というのがあります。
(例)
インターネット上で,検索して,分かった気になっている人。
たしかに,ネット検索だけで,問題解決することも少なくありません。
ただし,事件というのは個別具体的なものです。
ネット上の例示に該当しない場合がありますし,
実際の法律問題は,多角的になっていますので,
実はAはダメだけど,BならOKとか,
ネットの例示には記載していないが,
専門家なら知ってて当然の不文律みたいなものもあります。
あらかじめ知識をもっているのは良いことですが,
市役所の無料相談会もありますので,
直接専門家に尋ねることをお勧めします。
*ネット上で,素人が法律問題の回答を求めている,というのをよく見ます。
回答者は,顔も見えなければ,専門家かどうか分からない人にもかかわらず,
その回答で納得していることがあります。
質問者がネット上の回答を信じた結果,損害が発生しても,
回答者は責任を取ってくれませんので,ご注意ください。
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当事務所のHP http://ishihara-shihou-gyosei.com/
ブログ記載時の法律に基づいています。具体的な事件については,必ず専門家にご相談ください。 司法書士・行政書士・社会保険労務士 石原拓郎
2010年7月30日金曜日
2010年7月29日木曜日
トラブルが生じる原因9
トラブルが生じる原因として,
必要なお金をケチる,ことがあります。
(最終的に問題が生じなければ,いいのですが)
危険回避のための,お金をケチる人がいます。
確かに,法律問題は非日常的ですので,難しいのですが。
事前に専門家に相談するだけでも,トラブルの確率を減少できたのに,
と思うことが,しばしばあります。
結果論にはなりますが,問題が生じ,あるいは,さらに悪化して,
多額のお金が必要になる(多額のお金を損する)ことがあります。
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必要なお金をケチる,ことがあります。
(最終的に問題が生じなければ,いいのですが)
危険回避のための,お金をケチる人がいます。
確かに,法律問題は非日常的ですので,難しいのですが。
事前に専門家に相談するだけでも,トラブルの確率を減少できたのに,
と思うことが,しばしばあります。
結果論にはなりますが,問題が生じ,あるいは,さらに悪化して,
多額のお金が必要になる(多額のお金を損する)ことがあります。
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2010年7月21日水曜日
トラブルが生じる原因8
トラブルが生じる原因に
書類を作成しない,というのがあります。
口約束のみの場合です。
書類にすることで,
①忘れることを防ぐことができる。
②合意内容を確認できる。
③証拠になる。
口約束だけでも,契約は成立しますが,
口約束だけでは,言った言わないの論争が生じてしまいます。
お互いに契約(合意)する意思があるなら,
書面にして確実なものにしておきましょう。
できれば,約束期限ももうけて,
名義を変更するなど,契約内容を実行しましょう。
契約当事者が亡くなった場合,
相続人から,知らないとか言われて,面倒なことになることがあるからです。
(例)
遺産分割協議について,
口頭で協議が成立したのであれば,協議書を作成しましょう。
とくに,相続人の数=当事者数になるので,
まとまったときに,協議書作成し,さらに遺産分割も実行しておきましょう。
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書類を作成しない,というのがあります。
口約束のみの場合です。
書類にすることで,
①忘れることを防ぐことができる。
②合意内容を確認できる。
③証拠になる。
口約束だけでも,契約は成立しますが,
口約束だけでは,言った言わないの論争が生じてしまいます。
提案にとどまらず,
お互いに契約(合意)する意思があるなら,
書面にして確実なものにしておきましょう。
できれば,約束期限ももうけて,
名義を変更するなど,契約内容を実行しましょう。
契約当事者が亡くなった場合,
相続人から,知らないとか言われて,面倒なことになることがあるからです。
(例)
遺産分割協議について,
口頭で協議が成立したのであれば,協議書を作成しましょう。
とくに,相続人の数=当事者数になるので,
まとまったときに,協議書作成し,さらに遺産分割も実行しておきましょう。
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2010年7月16日金曜日
トラブルが生じる原因7
トラブルが生じる原因として,
正規の手続きをとらない,というのがあります。
そもそも正規の手続きを知らないのか,
あえて,マイウェイを進んでいく人なのか,
理由があって,正規の手続きを回避しているのか,
ともかく,
正規の手続きとは異なる手続きをした場合,
不利益を生じる可能性が高いです。
(例)
ハローワークで求職手続きしないで,就職する場合。
雇用保険に加入していた場合,
必ず,ハローワークで求職手続きをするべきです。
ハローワークで求職手続をし,再就職した場合,
就職手当金をもらえることがあるからです。
この手当金は,少なくともハローワークで求職手続きをしたことが条件ですので,
あとから,ハローワークで手続きをしても,手当金をもらえないのです。
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正規の手続きをとらない,というのがあります。
そもそも正規の手続きを知らないのか,
あえて,マイウェイを進んでいく人なのか,
理由があって,正規の手続きを回避しているのか,
ともかく,
正規の手続きとは異なる手続きをした場合,
不利益を生じる可能性が高いです。
(例)
ハローワークで求職手続きしないで,就職する場合。
雇用保険に加入していた場合,
必ず,ハローワークで求職手続きをするべきです。
ハローワークで求職手続をし,再就職した場合,
就職手当金をもらえることがあるからです。
この手当金は,少なくともハローワークで求職手続きをしたことが条件ですので,
あとから,ハローワークで手続きをしても,手当金をもらえないのです。
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2010年7月14日水曜日
相続の相談
相続が発生した場合,
(相続人で争いになる場合もありますが)
通常,遺産分割を主導する相続人がいます。
配偶者(夫,妻)だった相続人であったり,
被相続人と同居していた相続人であったり,
長男,長女たる相続人であったり。
従たる相続人は,遺産分割の内容に異議がなければ,
主導する相続人の言うとおりに行動することが多いと思います。
従たる相続人は,相続手続きについて,
書類の提出と押印だけすれば足りるので,楽ですが,
相続手続全体について説明してもらえないこともあり,
不安になることもあります。
そういうときは,専門家に相談してください。
*書類の内容をよく見ないで,押印すると,
大変な問題が生じることもあるので気をつけてください。
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(相続人で争いになる場合もありますが)
通常,遺産分割を主導する相続人がいます。
配偶者(夫,妻)だった相続人であったり,
被相続人と同居していた相続人であったり,
長男,長女たる相続人であったり。
従たる相続人は,遺産分割の内容に異議がなければ,
主導する相続人の言うとおりに行動することが多いと思います。
従たる相続人は,相続手続きについて,
書類の提出と押印だけすれば足りるので,楽ですが,
相続手続全体について説明してもらえないこともあり,
不安になることもあります。
そういうときは,専門家に相談してください。
*書類の内容をよく見ないで,押印すると,
大変な問題が生じることもあるので気をつけてください。
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2010年7月12日月曜日
トラブルが生じる原因6
トラブルが生じる原因として,
「ウソ」をつくことがあります。
公的な書類に,ウソを記入した場合,
①公的な書類には,本当のことを書くはずという,真実の推定がはたらきます。
②かりに,ウソを書いたとしても,ウソをついた本人は不利益を受けても仕方ない。
ということになります。
たとえ,それが,知人のためについたウソだったとしても,
ウソをついた報いは,うそつきに返ってきます。
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「ウソ」をつくことがあります。
公的な書類に,ウソを記入した場合,
①公的な書類には,本当のことを書くはずという,真実の推定がはたらきます。
②かりに,ウソを書いたとしても,ウソをついた本人は不利益を受けても仕方ない。
ということになります。
たとえ,それが,知人のためについたウソだったとしても,
ウソをついた報いは,うそつきに返ってきます。
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2010年7月11日日曜日
トラブルが生じる原因5
トラブルが生じる原因として,
「名義貸し」があります。
なんらかの理由で,名義借り人が,自己の名義を使用できないので,
他人の名義を貸してもらうのです。
(例)
本人A,知人B,クレジットカード会社C
本人Aは,知人Bから,
「生活費に困っている。迷惑をかけないから,Aさん名義のクレジットカードを
わたしに貸してくれ。返済は,わたしがキチンとするから・・・」
→Aは,クレジットカード会社Cに対し,クレジットカードの申し込みをする。
→クレジットカード会社Cが,A名義のクレジットカードを発行する。
→AはクレジットカードをBに渡す。
→Bがクレジットカードを使用する。
→Bが返済をしなくなる。
→Aにクレジットカード会社Cから督促が来る。
Aが,クレジットカードCに対し,
「知人Bがクレジットカードを使用した。わたしは使っていない。Bに請求してくれ。」
と,言ってみても,法律上は,そんな言い訳は通用しません。
クレジットカード契約において,
「名義貸しの場合も,クレジットカードの名義人が責任を負うこと」になっていますし,
AはBにクレジットカードの使用を許諾した代理権の授与があったことになります。
常識から言っても,クレジットカード会社Cを保護するのが当然の帰結になります。
*もし,知人Bに取られたのであれば,警察とクレジットカード会社に通報しましょう。
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「名義貸し」があります。
なんらかの理由で,名義借り人が,自己の名義を使用できないので,
他人の名義を貸してもらうのです。
(例)
本人A,知人B,クレジットカード会社C
本人Aは,知人Bから,
「生活費に困っている。迷惑をかけないから,Aさん名義のクレジットカードを
わたしに貸してくれ。返済は,わたしがキチンとするから・・・」
→Aは,クレジットカード会社Cに対し,クレジットカードの申し込みをする。
→クレジットカード会社Cが,A名義のクレジットカードを発行する。
→AはクレジットカードをBに渡す。
→Bがクレジットカードを使用する。
→Bが返済をしなくなる。
→Aにクレジットカード会社Cから督促が来る。
Aが,クレジットカードCに対し,
「知人Bがクレジットカードを使用した。わたしは使っていない。Bに請求してくれ。」
と,言ってみても,法律上は,そんな言い訳は通用しません。
クレジットカード契約において,
「名義貸しの場合も,クレジットカードの名義人が責任を負うこと」になっていますし,
AはBにクレジットカードの使用を許諾した代理権の授与があったことになります。
常識から言っても,クレジットカード会社Cを保護するのが当然の帰結になります。
*もし,知人Bに取られたのであれば,警察とクレジットカード会社に通報しましょう。
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2010年7月5日月曜日
トラブルが生じる原因4
トラブルを生じる原因に,
順番のまちがい,というのがあります。
(例)
友人(親族)にお金を貸した。
→返済してもらえるか不安になる 。
→専門家に相談する。
お金を貸す前に,専門家に相談しましょう。
たとえ,借金の契約書があっても,貸した相手に資産がなければ,
どうしようもありません。
貸す金があるなら,その分を減らしてでも,専門家の相談料に充ててください。
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順番のまちがい,というのがあります。
(例)
友人(親族)にお金を貸した。
→返済してもらえるか不安になる 。
→専門家に相談する。
お金を貸す前に,専門家に相談しましょう。
たとえ,借金の契約書があっても,貸した相手に資産がなければ,
どうしようもありません。
貸す金があるなら,その分を減らしてでも,専門家の相談料に充ててください。
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2010年7月2日金曜日
トラブルを生じる原因3
トラブルが生じる原因というか,
トラブルを悪化させる原因のひとつに,
泥沼に陥る,というのがあります。
(例)
友人(親族)にお金を貸した。
→返済してくれない。
→もう一回貸してくれたら,資金繰りが立つ。
→お金を貸す。
→やはり,返済してくれない。
→もう一回貸してくれたら,資金繰りが立つ。
→以下繰り返し・・・
→専門家に相談。
おそくとも,最初の返済をしてくれない時点で専門家に相談に行くべきです。
だいたい,金に困っているから,金を借りるわけです。
そんな奴が,返済原資をもっているわけがありません。
かりに,お金があっても,取立てが厳しいサラ金などの返済に回ってしまいます。
少なくとも,一度も返していない場合,追加で貸してはいけません。
また,今まで返してくれたからといって,貸付金額を増加してはいけません。
ある程度信用を与えて,高額になったら持ち逃げるする人もいるからです。
*なかには,自分が他人から借金をして,その借金したお金を友人(親族)に貸す人がいます。
これは,絶対してはいけません。
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トラブルを悪化させる原因のひとつに,
泥沼に陥る,というのがあります。
(例)
友人(親族)にお金を貸した。
→返済してくれない。
→もう一回貸してくれたら,資金繰りが立つ。
→お金を貸す。
→やはり,返済してくれない。
→もう一回貸してくれたら,資金繰りが立つ。
→以下繰り返し・・・
→専門家に相談。
おそくとも,最初の返済をしてくれない時点で専門家に相談に行くべきです。
だいたい,金に困っているから,金を借りるわけです。
そんな奴が,返済原資をもっているわけがありません。
かりに,お金があっても,取立てが厳しいサラ金などの返済に回ってしまいます。
少なくとも,一度も返していない場合,追加で貸してはいけません。
また,今まで返してくれたからといって,貸付金額を増加してはいけません。
ある程度信用を与えて,高額になったら持ち逃げるする人もいるからです。
*なかには,自分が他人から借金をして,その借金したお金を友人(親族)に貸す人がいます。
これは,絶対してはいけません。
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